まさるのクラスルーム

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美しさ

今日三省堂に行ったら浅田真央ちゃんの公式写真集が売ってました。
思わず中身をチェックしようと思ったら、ビニールで保護されてて見れませんでした。
残念無念。。。なんて話がしたいわけじゃありませんw
でも、まーとりあえずリンクを貼り付けておくので、気になる人はチェックしてみてください。

ちなみに、このリンク先で購入してくれると、ボクになにかいいことがあるみたいだけど、ロクにアフィリエイト(?)の同意内容を読まないで同意したのでよくわかりませんw
ココログもいろいろなことに挑戦してるみたいですw

浅田真央公式写真集 MAOBook浅田真央公式写真集 MAO


著者:浅田真央,撮影:高須力(競技)、村尾昌美(オフショット)

販売元:徳間書店
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で、ですね。
みなさんオリンピック見ましたよね?
見てないとしても、真央ちゃんが滑ってるところを見たことない人はいないですよね?
それはそれはキレイな舞いを披露してくれるわけです。
もうそりゃ時間を忘れて見入ってしまうのです。
転んだらミスしたんだなってわかるけど、それ以外はホント解説がなければなにがミスなのかわかんないよね。

真央ちゃんとか他の選手が滑ってるところを見てボクはいつも思うんだけど、どうしてこんなにキレイに見えるのかなーって不思議になるんだよね。
だってさ、言ってみれば飛んだり跳ねたり回ったりしてるだけでしょw
めちゃくちゃ失礼なことを言うようだけどw

で、オリンピックでの演技を見てから、あーだこーだ考えて、自分の中でひとつの答えがでました。
それは過不足なく必要なものが全て揃ってるからじゃないかなって。
完璧なフィギュアスケートの演技って、余裕があって、全てに無駄がないんだよね。
ひとつの構造美とでもいいましょうか。
ひとつひとつの動作がちゃんと組み合わさって、一連の動作となる様子が技となってあらわれる。
跳躍技とかって失敗する選手が多いから回転技とかよりも難易度が高いんだろうけど、どうして難しいのかっていうと無駄が発生しやすいからなんじゃないかなと思う。
ジャンプする角度とかがちょっと急になっちゃって、それが無駄な力になったりすると、転倒とかにつながって美しくないってことになっちゃう。
高度な無駄のなさ(なんか変な表現w)が要求させるけど、でも成功すれば回転技とかよりも美しく見える。
それは必要とされるものが多いからで、これはイメージ的にはピースの多いパズルのほうが少ないパズルより美しいものを表現できることと似てる。

過不足なく必要なものが全て揃ってる状態が美しいっていうのは、何に関しても言えるんじゃないかなって思う。
スポーツに限らず、学問でもそうだし、なんでも。
例えば、数学的美しさって表現があるけど、あれも過不足なく必要なものが全て揃ってるから成立する世界の美しさを表現していて、なにか無駄なものがひとつでもあると、その均整はあっという間に崩れ去る。
どっかに+1とか×2があったらだめで、無駄が0だからこそ成立する世界。
あと、ボクは合唱をやってるからこんなことを思うのかもしれないけど、美しい声ってものがある。それがどういうものを表すのかを言葉で説明するのはなかなか難しいんだけど、美しい声ってのもどこかに変な力が入ってたら出せないものだし、発声方法に必要なものが全てそろって初めて出せるんだと思っている。

ってことで、美しいってのは必要なものの過不足ない状態をいうんじゃないかな。
言葉を変えると、無駄がない状態。