まさるのクラスルーム

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住みづらくしたのは 自分たちの責任

小松未歩の曲に「風がそよぐ場所」ってのがあります。
これは昔から好きな曲というか、印象に残っている曲です。

僕には、好きだけど聴くと心がまっさらになって、あーーーーって気分になる曲があります。
「風がそよぐ場所」はまさにそうした曲です。


住みづらくしたのは 自分たちの責任

産まれたままで 誉められるくらいなら
悩みなんてないわ バラ色ね 人生は


この歌詞を聴くと、そうだよなーって思います。

結局は自分に全てのことが帰属している。
人生の主人公が自分であるなら、自分がすべての責任を多かれ少なかれ取らなければならないんだと思います。

自分が良い行いをしたら、良い結果が起こる可能性が高まる。
悪い行いをしたら、悪い結果がついてくるのは当たり前なことである。

そんなこと誰だってわかってる。
そして、誰だって良い行いだけをしていけたらいいと思ってるに違いない。

でも、それを実現するのはとてつもなく大変なことです。
良い行いより悪いそれのほうが楽な選択であることはままあります。
そして、面倒なことを避けたいのは誰しもが思うことでしょう。

だから悪い行いをしがちになる。
で、自分を取り巻く状況は悪化する一方になる。
まさに自業自得な状況です。
でも、それは自分の責任なわけです。

全部自分が悪い。
自分の行いが悪かったから、そんな状況になってしまったのです。

そこで、しっかりと立ち直って、責任から逃げずに立ち向かえたら、その人はすごいと思います。
そんなまともな人間なのに、どうしてそんな状況に陥っちゃったんだと思います。

普通そこまで追い込まれたら逃げ出したくなる。
自分の責任だってわかってるけど、もうどうしようもない気がするし、あーーーーーーーーーって感じになります。

周りの期待に背くのは気が引けるけど、
自分の責任を投げ出すのは人間としてダメだって分かってるけど、
いろいろ自分がどうしようもないからこんなことになっちゃったってわかってるけど、
わかってるけど、もうダメだ。

落ちるところまで落ちちゃった。

そんなことを感じて、上を向く気力がなくなっちゃう。

要するに、今の僕の事です。


「風がそよぐ場所」の最後の方に、以下のものがあります。

この大地に立てば しがらむ心を全部 掻き消す
あまりにも優しく包むから

風がそよぐ場所に僕らは生まれて
この涙さえ吹き飛ばせるよ 青い空 高く
約束だよ いつも通りの景色に 出逢えたなら
おいで ここまで スピードあげて 愛を探そうよ


ちょっと救いのある感じで、一緒に一歩前へ歩き出そうよみたいな感じで、優しく終わっています。(もうちょっと歌詞は続くんだけど)

でも、そこまでたどり着くには、「責任を受け止める必要があるんだよ。悩みはつきないかもしれないけど、それに立ち向かう必要があるんだよ。」ってメッセージがある気がします。

自分は落ちるところまで落ちた。
そして、今は上を向く気力がわかない。

だけど、いつかは前進しなきゃいけない。

頑張って生きよう。